DSSPとSmileSoundのファームウェアを20231119に更新しました。昨日も更新していましたので、変更点をまとめてご紹介いたします。
①AUXの出力電圧調整機能の追加
AUXでは、単純なON/OFFの制御しかサウンドフローではできませんでしたが、PWM出力が可能ですので、Duty(実質な電圧調整)を行えるように、”auxs”コマンドを追加しました。
以下は、実際に動かしてみた例です。
サウンドフローの例は以下の通りです。
DESKTOPSTATION,SOUNDLOW,SMILESOUND
label,PLAY_LOOP,,
auxs,1,200,
wait,400,,
auxs,1,140,
wait,100,,
auxs,1,80,
wait,100,,
auxs,1,60,
wait,100,,
auxs,1,40,
wait,200,,
auxs,1,20,
wait,100,,
auxs,1,10,
wait,100,,
auxs,1,5,
wait,100,,
auxs,1,20,
wait,100,,
auxs,1,40,
wait,100,,
auxs,1,80,
wait,100,,
if,fnc==1,PLAY_LOOP,
②イコライザ機能
イコライザ機能を搭載しました。低域(800Hz以下)と、高域(4kHz以上)を調整するための機能です。より低音を強く出したいなどの用途にお使いいただけます。CV196およびCV197が対応しています。
この機能は、E社の仕様とインターフェース互換としているため、LokProgrammer 5.2.5のBass・Trembleのトラックバーを使って運転中にSmileSoundの調整が可能です。
③OPS/PoMの変更値即時反映対応(一部)
音量やイコライザ機能は、運転中に調整する方がやりやすいため、OPS/PoMモードで調整できるように機能改善を行いました。