サウンドデータのカスタマイズしやすさ改善への取り組み

SmileSoundを発売開始して、1年半が経過しております。様々な要望を受けていますが、徐々にユーザーの嗜好が変わってきている事を感じてきています。

当初は、「リーズナブルで、カスタマイズしやすいサウンドデコーダ」が求められていると考えていたのですが、今年に入ってから急激に「自分の遊び方が楽しめるサウンドデータが提供されていること」という状況に変化してきています。

ようは、タイムパフォーマンス(タイパ)が重要になってきていると感じます。

そこでDSSPも、なるべくカスタマイズのハードルを下げて簡単にするべく、テンプレートの拡充も同時に進めてまいります。主に汽笛に対するリクエストが多いので、弊社で保有する汽笛データをテンプレート化して、使いやすくします。

また、サウンドフローをテンプレートで簡単に置き換え・差し替えできる機能を追加します。拡充した場合の例で、AW2やAW5、電笛などをDSSPに標準で含めるようなことを試行します。

テンプレートは随時拡充します。ここではCPを違う音に差し替えてみます。MBU1600-Y3を選択して適用ボタンを押します。このCPは、比較的最近の関東私鉄でよく使われる音になります。

以下のように、CPのサウンドフローがテンプレートの内容に自動的に差し替わりました。音データも追加されています。

テンプレートの作り方は非常に簡単です。DSSPのtemplateフォルダの中のssdxファイルを開いていただければ、内容はすぐに理解できるかと思います。有志の皆様からのテンプレートの提供もお待ちしております。

本アップデートは、近日中に実施します。お楽しみに。

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