弊社にある車両のうち、SmileSoundをリリースする前にLokSound5でDCCサウンド化した車両がいくつかあります。SmileSoundで本格的に利用を勧めている状況ですので、弊社にストックされている車両のSmileSound化を進めております。
今回のターゲットは、エンドウのHOブラス E353系です。中央線の特急あずさや、特急はちおうじ・特急おうめ、などにも使用されていますね。
SmileSoundは、Standard MTC21を使用します。製品ページはこちら。エンドウE353系は既にDCCサウンド化されていますので、
まずは、床下ネジを8箇所開けて、デコーダ交換作業ができるようにします。
デコーダだけを取り外します。E353系サウンドデータを書き込んだSmileSoundに交換すれば、作業は完了・・・と思いきや、実は落とし穴があります。SmileSoundは、使用している半導体の仕様上、消費電力が大きいため、外付けのコンデンサが必須です。LokSoundでは必要がない場合も多いので(実際問題はあったほうがいいです)、つけてない人も多いと思います。
そこで、弊社はSmileSoundの中身を全て把握しているので、無理やり、コンデンサを装着して対処しました。ユーザーの皆様には一切推奨しませんが、弊社が無理やりなんとか使う場合は、たいてい、このような対処を行います。本対策をすると無償保証は適用されなくなりますが、有償交換サービスは受けられますので、ご承知おきください。
コンデンサ搭載改造済みSmileSound Standard MTC21を、車両に装着し、動作確認を行ったものが以下となります。
使用部品
- SmileSound Standard MTC21+ 付属100uF/25Vコンデンサ
- Expboard M21 SHORT (旧ExpBoard YP SHORT)
LED、MTC21用ピンヘッダ(1.27mm SMD ピンヘッダ)、抵抗等 - スピーカー ASE02808MR-LW150-R