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cv_read_writer

DCC CVプログラマ DSbluebox

DSblueboxは、単独で動作するDCCの車両やポイントのCVの読み書き、動作確認を行う専用機器です。市販のコマンドステーションで行うよりも簡単に、持ち歩きも簡単に、シンプルな操作機能で、スムーズにCVの設定変更、確認、調整が行えます。Z,N,HO,O,Gなど、スケール・ゲージの車両を制約なく操作できます。

English page is here.

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ターゲット

DCCで多い、CV(デコーダの設定変更)の多くのお悩みをDSblueboxが解決します。

  • KATO, デジトラックスのD101(DCS50K), D102(DCS51K)でCV編集がよく分からない
  • NGDCC 赤い箱(DP1)ではパソコンが必要で使いにくい、どこでも気軽に使いたい
  • DCCデコーダのCVの書き込みが怖い
  • DCCデコーダのCVが読めない、エラーばかり出て困っている
  • ロコ(車両)の4桁アドレスの書き換えが難しい
  • ロコのアドレスを忘れてしまったが、CVでの見方が分からない。
  • USBモバイルバッテリーで動かせるコマンドステーションが欲しい

特徴

お持ちのコマンドステーションで、CV番号が200を超えるエリアが書き換えできずにお困りではないですか? DCCのCV変更は面倒で大変な作業だと思っていませんでしたか?そのお悩みは、DSblueboxで解決できます!

  • ESU,Roco,PIKO,Digitraxx,Soundtraxx,lenz,永末システム,ZIMO,Uhlenbrock,KATO等の世界のDCCデコーダでCV読み書き動作確認
  • CVの読み込み(ダイレクトモード専用、 CV1-1024)
  • CVの書き込み(ダイレクトモード専用、CV1-1024)
  • ロコのアドレス読み出し&書き換え
  • Nucky 日本型信号機のアドレス設定変更機能
  • 試運転機能(ロコ及びポイント)
  • メーカー名表示機能(一部)
  • シリコンカバー付でデザイン性を確保しつつ、持ち歩きなどでの耐久性を確保。
  • スケールも制約特に無し。Z, N, HO, O, GでもなんでもOK。
  • シンプル&オールインワン。単体で動作。PC不要。

YoutubeでのCV読み込み操作例

※全てのデコーダで動作することを保証するものではありません
※一部のデコーダや、デコーダに接続されたモータや設定に依ってはCV値が読み出せない場合があります。
※CV値書込でエラーとなっていても、CV Ackをうまく検出できなかったのみで、正常に書き込まれている場合があります。

仕様

  • CVの読み書きはダイレクトモードのみ(Paged, OPSは未サポート)
  • CV Ack/電流検出方式
  • 電圧は12V~18Vまで対応
  • ホール型高精度電流センサを使用。プログラミングレールは不要です。
  • 出力電流は連続2A、瞬間4Aまで可能。電流消費の大きいサウンドデコーダ搭載車、Gゲージもお任せください。
  • 試運転:車両(1-9999, F0-F28, 10段階速度)とポイント(1-2044)の試運転、簡易操作が可能。

取り扱い説明書

ユーザーマニュアル / User Manual

操作方法、注意点をまとめたユーザーマニュアルは以下に掲載されています。

User's manual 0.41 (Sep 12, 2017, Japanese)
User's manual 0.40 (June 15, 2017, Japanese)
User's manual 0.35 (May 26, 2017, Japanese)
User's manual 0.34 (Apr 6, 2017, English)
User's manual 0.33 (Feb 27, 2017, Japanese)
User's manual 0.31
User's manual 0.2

キット組み立てマニュアル

DCC館のあやのすけさんが、キットの組み立てマニュアルを作成してくれました。キット品を購入された方は組み立て前に、ご一読ください。

キット組み立てマニュアル(11.0MB)

組み立て方法

作者ブログの注意事項記載記事

作者ブログの注意事項記載記事・LCD基板のフォロー

そのほか、有志のレビュー(本ページ最下部)も参考にしてください。

ソフトウェアの説明

  • CV Read
    CV値を読み込みます。CV番号を入力しENTERを押すと読み込みます。
  • CV Write
    CV値を書き込みます。CV番号を入力しENTERまたはDNボタンを押すとCV値入力ができます。さらにENTERを押すと書き込みます。
  • CV ReadWrite
    CV値を読み込んだ後に値を変更して書き込みます。CV番号を入力しENTERまたはDNボタンを押すと、CVが読み込まれ、読み込んだCV値が表示されますので、編集入力ができます。さらにENTERを押すと書き込みます。CV読み込みに失敗するとメインメニューに戻ります。
  • NuckySignal
    Nucky製日本型信号機のアドレスを簡単に設定できます。ABCDEは、設定アドレススロット1,2,3,4,5に読み替えます。AからEまで、ENTERまたはDNで移動できます。UPで戻ります。Eまで移動してENTERを押すと、0以外の数字が入ったスロットのアドレスを書き換える処理を行います。
  • Check LocAddr
    ロコのアドレスを読み取ります。LONGまたSHORTのどちらかかも認識します。
  • Write LocAddr
    ロコのアドレスを書き換えます。100以内の場合にはSHORTとして書き込みます。100以上の場合はLONGアドレスとして書き込みます。この仕様はヨーロッパのメーカーの実装形態に合わせたもので、アメリカでは127までのケースが多いです。
  • Loc Control
    ロコの試運転機能です。
  • Acc Control
    ポイント・信号機の操作機能です。
  • Factory Reset
    デコーダを向上出荷時にリセットします(ショップカスタム品はバックアップが必要です)

操作例

フィーダ線(TRKOUT)とACアダプタ(DCIN)は以下のように配線します。

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線路に乗っている機関車のアドレスがわからない時に使用する機能を用意しています。Check LocAddrという項目を選択することで、調べられます。

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ENTERを押すとCV読み出しをはじめます。内部の動きとしては、CV29を読んで、SHORTかLONGか判別した後に、SHORTならCV1、LONGならCV17,CV18を読みだします。

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読み出し中は以下の様な表示になります。機関車は連続して不規則に微動しますが驚かずに10秒ほどお待ち下さい。エラーの場合は、エラーが表示されて機関車アドレスの読み出しをキャンセルします。線路の接触を確認して、再度チャレンジしてください。なお、どうしても読み出せないデコーダや車両の場合もあるので、その時は諦めが肝心です。

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ショートアドレスの3ということが分かりました。

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■Nucky製の信号機のアドレス設定

Nucky製の日本型信号機は、多機能な分、アドレス設定がけっこう大変です。ただの箱を使うと、一気に5つのアドレススロットに簡単にアクセサリアドレスを設定できます。0が入ったスロットは、書き込みしません。また、この機能ではアドレスだけ設定します。その他の設定は、通常のCV書込機能を使用します。 また、信号機は電流をほとんど消費しないので、CV読み出しができません。LEDが点滅するのを見て、書き込まれたかどうか判断します。

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動作確認したデコーダ・車両など

NMRA DCC規格に準拠した機器に対応しています。

  • PIKO製機関車(Uhlenbrockデコーダ搭載車)
  • PIKOオリジナルデコーダ(Smart Decoder 4.1シリーズ)
  • Roco製機関車(ZIMOデコーダ搭載車)
  • LGB製機関車
  • Soundtraxx製サウンドデコーダ(Tsunami, Econami, DSX)
  • ESU LokPilot, LokSoundシリーズ
  • Lenz デコーダシリーズ
  • KATO/digitraxx EM13、DS51K1(CVではなくポイント操作),DG583S(Gゲージデコーダ)
  • Nucky ワンコインデコーダ3, 4, 日本型信号機(書き出しのみ)
  • Desktop Station スマイルデコーダシリーズ(要最新ソフト)
  • cT Elektronik DCX77z
  • 永末システム DE29X2, DE32sx, DA7ExtIn, d51k(CVではなくポイント操作)
  • minitrix 16251他
  • Fleischmann 715290他
  • Nagoden MP3サウンドデコーダシリーズ、スマイルデコーダR6n
  • 天賞堂・カンタムシリーズ車両
  • LaisDCC デコーダ
  • ロクハン A053,A059 DCCデコーダ
  • D&Hデコーダ
  • Hornby デコーダ(R8249 Locomotive Decoder)

CVの読み書きができた車両、デコーダがありましたら管理人までご連絡をお願いします。皆様の協力が、サポートできるデコーダを増やすことに繋がります。

ファームウェア

Arduino IDE用のスケッチとなります(ソースコード)。書き込みには、Arduino IDEをご利用ください。

Version url Notes
2.0 Download 読み出し時の補正機能のバグを修正、DCC波形の調整、SoundTraxx対応
2.1 Download 読み出し・書き込み高速化
4b Download 読み出し改善、試運転機能追加、2017年1月版新基板対応
4c Download 読み出し機能の高速化・読み出しアルゴリズムをチューニング、Manufacture表示対応、2017年1月版新基板対応
4e Download 突入電流緩和処理の追加
4f Download デコーダリセット機能、デバッグ機能、しきい値調整機能を追加
4g Download リトライ機能を追加
4i Download soundtraxx対応,高速化,Coreをアップデート
4j Download July 4, 2018. CV29編集機能を追加
4l Download Aug 11, 2018. NGDCC対策,読出し高速化
4m Download Sep 22, 2018. 読出し高速化
4n Download May 7, 2019. LokSound5対策

本ファームウェア・ソースコードは、個人使用、クラブ活動の非営利目的の範囲でのみ自由に改造・複写・使用することが許可されています。 本ソフトまたは回路図をベースに商品の開発・販売を行うためには、Desktop Stationとライセンス契約を結ぶ必要があります。

サポート

質問、トラブルなどのサポートはデジタル鉄道模型フォーラムをご利用ください。

なお、サポートを受ける前にトラブルが起きたら?をご覧ください。また、業務用への利用については、業者様への販売・サポートについてを参照ください。

頒布 / How to get

  • キット品 9800円(ACアダプタ、フィーダ線別)
  • 完成品 15800円(ACアダプタ、フィーダ線別)
  • ACアダプタ(15V/1.6A)+フィーダ(KATO)キット 2000円

送料は全国200円均一となります。
ご注文は、こちらのページからどうぞ。

在庫限りです。在庫が無くなり次第、終売となります。気軽にCV読み書きできる専用ツールは世界でDSblueboxだけです!

制作レビュー

cv_read_writer.txt · 最終更新: 2019/05/07 07:43 by yaasan

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