AUX

AUXは、ヘッドライト・テールライトや、外部デジタル信号出力の機能です。SmileSoundでは、主にライト制御機能として利用します。

SmileSoundでは、以下のAUX信号出力に対応しています。

POWER出力は、オープンコレクタ出力となっており、COM+の電圧をかけられる出力です。100mA程度を上限として使用でき、LEDや小規模なリレー等を動かすことができます。

LOGIC出力は、3.3Vのロジック出力となっており、電流は2mA程度しか出力できません。パワー出力に使用したい場合は、NPNトランジスタなどを用いて電圧変換してください。回路については、電子工作の本などでご自身で勉強して理解してください。必要な部品は以下の3点です。トランジスタによっては、抵抗内蔵式で外付け抵抗が不要な場合があります。

• 100-1kΩ程度の抵抗 1pcs
• 10-100kΩ程度の抵抗 1pcs
• NPNトランジスタ 1pcs

今後、サーボ機能など、様々な機器への対応も計画しています。

AUX設定とCV割付

CV175～CV194で、設定が可能です。具体的な割付は以下の通りです。
大きく２つの設定があります。(1)明るさ設定と、(2)出力設定です。

AUX明るさ設定値について

AUX明るさ設定は、AUXで出力するPWM電圧の最大値を設定するものです。CV175～CV184は、0-255の値を設定できます。

0は、明るさ最大(COM+の電圧がそのまま出力)となります。255は消灯となります。127は、約半分程度の電圧相当のPWMパルス(Duty)が出力されます。

この設定は、サウンドフローのauxsコマンドと併用して使用できます。auxsコマンドで、最大の明るさである255を指定した場合には、本設定で設定した明るさと掛け算した明るさが出力されます。お互いに255と255であれば、COM＋で設定した明るさが出力されます。
255×127であれば、COM+を100%としたときに50%相当の明るさが出力されます。127×127であれば、COM+を100%としたときに25%相当の明るさで出力されます。

つまりは、本設定値で明るさの最大値を任意に設定することができ、なおかつ、auxsコマンドで、本設定で設定した明るさの最大値までの範囲でサウンドフロー上で自由に明るさをコントロールできる、ということになります。

なお、DSSP上で設定する「明るさ」の項目は、255が最大(COM+と同じ電圧出力),0が消灯となっています。CVで設定する場合と、DSSPで設定する場合には異なることにご注意ください。

AUX出力設定値について

CV185～CV194には、以下の設定値が設定可能です。ライトに様々な演出を付加できます。