FAQ
ここでは、よくある質問を紹介します。FAQの質問・回答案があれば、ここに追記します。
動作環境関連
動作確認されているコマンドステーションを教えてください
以下のコマンドステーションで動作することを確認しています。
なお、ファームウェアのバージョン差異や、ロットなどにより、動作が異なる場合もありますので、予めご了承ください。
- DSair2 - DSairLiteシリーズ - DSmainR5シリーズ - DSmint - ESU LokProgrammer - Rokuhan eトレインコントローラ - D103 - D102 (ファームウェア20231201以降) - D101 (ユーザー情報より)
D101,D102でアドレスが読めません
D101,D102でのアドレス読み出しやCV読み出しは、サポート対象外とさせていただきます。
CVやアドレスを読み出す場合には、DCCのダイレクトモードに対応したコマンドステーションをご利用ください。
なお、D101,D102で運転することは可能です。
※2023年8月発売のD103(デジトラックス社 DCS52相当)では、アドレス読み出しが可能です。
D101でF9以降が操作できません
D101は、F8までしか対応していません。F9以降も対応したコマンドステーションをご利用ください。
お持ちでない場合は、弊社のコマンドステーションDSairLiteをお勧めします。F31まで対応しています。
ACアダプタの電圧は、何Vが良いですか
NゲージやHOも含め、15~16VのACアダプタを強く推奨します。
12Vでも動作しますが、コンデンサに蓄えられるエネルギー量が12Vに比べて、15Vの方が25%程良いので、集電不良対策にもなります。
Nゲージ:15VのACアダプタを推奨
HOゲージ、Oナロー:16VのACアダプタを推奨
電流容量はコマンドステーションや、同時動かす車両数に応じて決めることをお勧めしますが、3-4A程度あれば、ほとんどすべての用途で問題なくお使いいただけます。
書き込み関連
USBライターが認識しません
- USBライターだけをPCに繋いでも、認識はされません。SmileSoundデコーダをUSBライターに装着しなければ認識しません。
- Winodws10以降をご使用ください。8.1以前はサポートしません。
- PCによっては相性があり、うまく認識しない場合があります。特にエミュレーション環境(Mac,Linux)では認識できない場合があります。なお、エミュレーション環境は動作対象外です。自動認識機能を使わずに、全て手動操作を行う必要がある場合がありますが、サポートは行いません。
USBライターで書き込みができません
以下の点をご確認ください。
- USBライター本体側面のボタン(タクトスイッチ)を押したまま、PCにUSBケーブルを繋いでください。押さないでUSBケーブルを繋げると、書き込みモードになりません。
- DSSPからファームウェアやサウンドデータを書き込む時にエラーが出る場合には、USBライターのボタンを押しながら、USBケーブルをPCに差し込んでください。
- PCにUSBライターを接続していても、「Not found SmileSound」と表示され、たまにうまく認識できなくなる場合があります。USBケーブルを抜き差ししてみてください。
- DSSPで書き込み中に「アプリケーションのコンポーネントで、ハンドルされていない例外が発生しました」となる場合は、UF2をエクスポートして、D&Dして書き込みをお願いします。管理者権限でDSSPを起動すると書き込める場合は、管理者権限でご利用ください。
- PCに差し込むUSBポートを変えてみてください。PCの内部の仕様や、接続されている機器との関係上、相性の悪いポートと、問題のないポートが分かれている場合があります。
- BluetoothアダプタをUSBで繋いでいるPCでは、DSSPがうまく動かない症状がある模様です。GREENHOUSE社 GH-BHDA42が該当品との情報が入っています。DSSPをご利用される際は、いったん外していただくことを推奨します。
※別売りしていたUSBスイッチは、USBケーブルの抜き差しの代わりをするアイテムであり、USBライター本体側面のボタンの代わりではありません。
SmileSoundがうまく認識しません
SerialPortは見つかるが、うまく通信ができない、SmileSound が反応しないなどのUSB関連で問題が起きる場合があります。以下の操作を試してください。
- DSSPを再起動する、パソコンを再起動する
- シリアル通信を行うソフトを起動しない・終了する(Arduino IDE, TeraTerm等)
- USBハブを使っている場合は外す、その他のUSB機器を外してみる
- ほかの個体のSmileSoundで試してみる
認識しない場合、以下の現象が起きている場合があります。
- SmileSoundデコーダの故障(ショートさせた、電子部品にテンションが掛かり壊れた等)
- PC側のUSBの問題、相性
どうしても困難な場合には、購入店にご連絡ください。故障が見つかった場合には初期不良対応させていただきます。
SmileSoundへの書き込みがうまくできません
- デコーダにテープや熱収縮チューブを付けていると、書き込みができません。(ピンが当たる部分にはテープや熱収縮チューブをつけないでください)
- USBライターは複数繋いではいけません。また、デコーダ開発ボードを繋いでもいけません。書き込み対象のデコーダを区別できなくなるためです。
- ショートや通電部に接触させて壊してしまったデコーダは、ほとんどのケースで認識できなくなり、書き込みができません。
- DSSPで書き込み中にエラーが出る場合、USBハブ等に原因がある場合があります。ハブ経由ではなく、PCに直接接続するなどしてみてください。
SmileSoundデコーダにESU(デジトラックス,ZIMO等他社も含む)のサウンドデータを書き込めますか
ESUのサウンドデータは、LokSound用に独自の内部仕様となっていることや、ESU社が著作権を持つサウンドデータは、ライセンス上、他社のサウンドデコーダに利用することが許可されません。
よって、コンプライアンスと、技術的な観点から書き込めません。また、対応も一切できません。
日本型車両向けのサウンドデータは、サウンドデータのページに掲載していますので、ご利用ください。
ファームウェアのバージョンを確認する方法はありますか
20230217以降のファームウェアで、バージョン情報を確認できるようになりました。
サウンドデータが書き込めません
- USBケーブルが断線してませんか?
- USBライターにSmileSoundデコーダが正しく装着されていますか?
- SmileSoundに熱収縮チューブ等を付けていて、接触ピンが熱収縮チューブの影響で基板に当たらないようになっていませんか?
- MacやLinuxのエミュレーション環境・仮想実行環境で動かしていませんか?DSSPは仮想環境・エミュレーション環境でのサポートはしておりません。自分自身でハードウェアの設定や調整をしてください。
- Windowsのユーザー名に特殊文字が使われていませんか?特殊文字を使用していると、書き込みに必要な前処理が正しく動作しない場合があります。
車両に搭載したまま、ファームウェアやサウンドデータの書き換えはできますか
現在のところ、対応しておりません。2023年以降の開発を予定しています。開発は長期間が予想されますので、ご承知おきください。
ファームウェアをD&Dして書込むとサウンドデータは消えますか?
UF2ファイルは、書込むエリア・範囲が固定となっており、サウンドデータの領域は変更されません。サウンドデータを書いても同様で、ファームウェアの領域は変更されません。
サウンドデータ関連
サウンドデータはどこにありますか?
本サイトのサウンドデータのページにあります。
〇〇のサウンドデータを作成してほしい
サウンドデータに掲載している車両のサウンドデータは順次開発中です。収録や編集作業などは状況によって大きく変わるため、ご要望は受け付けておりません。
サウンドデータが自分の期待した音と違う
サウンドデータは、あくまでもクリエイターの感じた感性やイメージに基づいて作成されたものであり、個人個人の受け取り方は様々です。
もし、お好みに合わない場合には、ご自身で音の一部をDSSPを用いることで変更・差し替えが自由に可能です。鉄道模型と同じく、完成品のままで使用しなければならないなどは、一切ございません。お好みに合わせてサウンドデータもカスタマイズしてください。
改造したサウンドデータを配布・販売してもよいですか
規約を遵守する場合、可能です。サウンドデータの利用規約をご参照ください。
動作・使用関連
DSSPはMacで動作しますか
DSSPは、Windows専用に開発されたソフトウェアです。MacOS上では動作はしません。WineやParalles等を使っての動作も確認しておりません。ご自身の責任の下で、ご利用ください。
また、Macの利用者数は非常に少ないことから、DSSPをMacでサポートする計画はありませんので、ご承知おきください。
SmileSoundはアナログ運転できないのですか?
SmileSoundはDCC専用です。アナログ運転で利用される場合には、車両無加工で楽しめるKATO社のサウンドボックスをご利用ください。
SmileSoundをトレーラーにスマイルデコーダを搭載する場合はどうすればよいですか。
SmileSoundはモータをつながない状態でも、ご利用いただけます。
ただし、CVの読出しができなくなりますので、100~300Ω程度の抵抗をモータにつなぐ配線にとりつけることで、CV読出しができます。
CV読み出しが不要な場合は、特に特別な作業は不要です。
1つの編成の中で、SmileSoundと他社デコーダを混用してもよろしいでしょうか?
走行用デコーダは、混用しないようにしてください。走行特性が異なるため、カプラに負荷がかかる場合があります。FXデコーダ(ファンクション専用デコーダ)であれば、特に問題ありません。
なお、CVの調整を行う際は、デコーダの入った車両ごとに切り離して、プログラム線路で設定してください。編成ごと書き込んだ場合、CVの仕様が異なることがあるため、動作がおかしくなる場合があります。
弊社では、他社デコーダの仕様や技術に関して把握しておりませんので、弊社デコーダと他社デコーダを組み合わせて使用した場合についてのサポートは、行いません。ご自身の責任で実施してください。
トラブル関連
車両に搭載したら動きが悪いです。
原因がいくつかありますので、ご自分で調査をお願いします。
①モータの調整ができていない
cv_motorを参照し、CV調整をお願いします。
tetsuo-sanが、CVの調整例を紹介していますので、お試しください。あくまでも、参考程度となります。
Nゲージ向け:
CV2=8
CV10=2
CV65=0
CV54=128
CV55=16
CV56=32
HO・トラムウェイ向け:
CV2=60
CV10=0
CV65=0
CV54=128
CV55=6
CV56=4
②集電不良となっている。
コンデンサが必須です。ExpBoardのCOM+とGNDに、付属の電解コンデンサを繋げてください。トマランコンデンサも良いです。
電源電圧を上げることで改善する事もあります。12Vを利用の方は、15V程度に上げてみるのも手です。なお、日本型車両では、モータの設計などの観点から、16Vまでとしてください。
最高速度を出しても、スピードがゆっくりになってしまう
BEMFでモータ制御しているモード(デフォルト)の場合、モータ特性の値(CV54 速度係数)を調整しないと、最高速度が適切になりません。
※OpenLoopモードの場合は、CV5 最高電圧の調整のみで対応できます。
「モータ機能」のページに、大まかなモータ・動力別の調整例が掲載されていますので参照してください。
【Nゲージ動力向けの調整例】
CV54=128 旧国等のゆっくり走行する車両
CV54=96 通勤車・汎用
CV54=64 特急
CV54=32 新幹線
最適値は、動力や台車・ギア比で変わります。ご自分で実車を使い、調整してみてください。
サウンドフローは正しいのに、音が途切れたり鳴らない時がある
WAVファイルに、TAG等の情報が付加されていると、ファームウェアが誤処理を行って音が鳴らなくなる場合があります。最初からならない場合は、WAVファイルの先頭付近にTAGがおかれている可能性があります。また、音の鳴り終わりの時には、WAVファイルの後ろ側にTAGが置かれている場合があります。
一部のWAV編集ソフトでは強制的にTAGを付加する場合があるため、ご注意ください。
DSSPではアップデートでTAGの除去などの機能を強化していきますが、様々なパターンがあるため、徐々に対策しております。
一瞬だけ音が出て、うまく音が再生されない
ボリューム調整等のCV書き込みを頻繁に繰り返した場合、サウンドデータの一部エリアが損傷する場合があります。サウンドデータを再度、書き込みし直すと損傷が上書きされて直ることがあります。
他のデコーダからSmileSoundに載せ替えると集電不良しやすくなっている
SmileSoundは、使用しているマイクロコンピュータが、他社製品と比較して高性能となっていますが、その分、消費電力が大きい傾向があります(133MHz駆動)。
通常、物理法則に従って、集電不良(=レールと車輪の接触不良)はデコーダの消費電力によって影響度が変わります。全く同じ環境の集電状態の場合で、なおかつ集電不良が発生している状況下では、SmileSoundを使用することで集電不良が大きく顕在化する場合があります。
対策は、集電不良の発生を抑えること(重量バランス、レールとの接触点を増やすなど)や、線路電圧を上げるなどが挙げられます。
LokProgrammerでCVの読み書きができない
古いファームウェアで、CVの読み書きができないものがありました。2024年以降のファームウェアでは改善しています。
搭載関連
音量が小さいと感じる
音量は、スピーカーの特性とエンクロージャ、そして車両自体の構造やスピーカーの配置で大きく左右されます。エンクロージャが小さいことや、穴が空いていると、音が漏れて音量が小さくなる場合があります。
同じ構造の車両への搭載であっても、エンクロージャの個体差や、搭載時の少しの差異で、実際の結果は異なる場合があります。
基本的には、エンクロージャを大きくする、配置を見直す(音の出る側を外側に向かせる)などの対応が必要です。
特にマイクロスピーカーなどのZ,Nゲージ向けに使用される小型のスピーカーの特性によっては、低音が出にくい場合があります。マイクロスピーカーは、低音を出すのが一般的に不得意です。この場合は、低音を調整するCV196をデフォルトの16より少し小さい値(13,14)にして、高音を調整するCV197をデフォルトの16から少し大きめ(17,18など)にすると、改善する場合があります。
トマランコンデンサの容量はどれくらいにすればよいですか
答えはありませんが、車両内のスペースや隠し場所の都合で、100uF~1000uFで選定される方が多いです。
NEM652・NMRA8ピンの車両に搭載するには?
SmileSound Standard MTC21をご利用の上、NEM652変換ケーブルやアダプタをご利用ください。
集電対策には、何がありますか
機械的な対策と、電気的な対策の2種類があります。
効果が大きいのは機械的な対策です。
■機械的な対策
1. 集電機構を増やす(特にブラス車両)
2. 車両内部の集電機構を調整する
3. 通電カプラ、通電キットを使用する
4. 重くする
"1・2.集電機構"
ブラス系車両の場合:
台車の構成上、1台車1軸のみしか集電しない場合があります。DCCの場合には、消費電流が大きいため、台車の瞬時的な離線が致命的となる場合があります。よって、1台車から両レールの集電ができるように改造をすることが、性能改善に効果が期待できます。
Nゲージのトミックス車の場合:
TOMIX製車両の台車はKATOのようなピポット車軸によるスタビライザーが働きません。集電シュー上部のバネ圧を弱めに調整して車輪のレールへの追従性を上げると集電性能を改善できます。
3. 通電カプラ、通電キットを使用する
HOブラスでは、IMONの通電カプラが第一選択肢となります。ISカプラーKの方が導電性が良いため、ISカプラKの利用を強く推奨します。
製品番号 | 製品名 | 適合車種・メーカー |
---|---|---|
IMON IS002 | ISカプラーK | でんてつ工房、HOブラス等 |
IMON IS003 | ISカプラー | でんてつ工房、HOブラス等 |
モデルシーダーMC101 | 通電カプラーキット(収縮カプラー専用) | エンドウ製ブラス |
Nゲージでは、倶利伽羅車両製造さんの通電キットなどが選択肢となります。
製品番号 | 製品名 | 適合車種・メーカー |
---|---|---|
N-1001 | TNカプラ通電化キット (Nゲージ BMTN密連型対応) | Tomix(およびマイクロエース)のボディーマウント密連型TNカプラー装備車全般 |
N-1002 | KATOカプラ通電化キット (Nゲージ ボディーマウント・フックなし密連型対応) | 近年のKATO製の電車全般に適合 |
N-1003 | 台車マウントTNカプラ通電化キット (Nゲージ TNカプラー密連型対応) | TOMIX製の台車マウント密連型TNカプラー(品番0381)を装備した車両全般 |
N-1004 | 密自連型TNカプラ通電化キット (Nゲージ BMTN密自連型対応) | Tomix製ボディーマウント密自連型TNカプラ#0374,#0375向け |
N-1005 | 床上通電タイプ・非KATO車向けKATOカプラ通電化キット (Nゲージ ボディーマウント・フックなし密連型対応) | 非KATO車に市販アダプターパーツ等を介してKATOカプラー密連型を取り付けた車両 |
Tomix | 通電カプラー | 0系,四季島,E5,E6,E7,W7,H5 |
■電気的な対策
電気的な対策は、機械的な対策よりも効果は低い傾向にあります。機械的な対策で抜本的に改善を行い、補助的に電気的な対策を行うことをお勧めします。
・電圧を上げる(12V→16V)
・コンデンサを搭載する
・モータの消費電流が低いものに変更する(古いモータを使用している場合)
・フィーダ線を太くする
・線路に供給するフィーダ線の本数を増やす、線路系ではなくフィーダ線の方を主となるように組む(通常の博物館のレイアウトはこちらの方式)
コンデンサの極性が分からない
DCCで使用するCOM+(DC12~16V)とGNDの見分け方は2つあります。
①コンデンサには、カバーに白帯で-(GND)の表記がある
②COM+側の線が長い
線は短く切ることが多いので通常はカバーで見分けます。
販売・ビジネス関連
模型店です。SmileSoundデコーダを販売したい
SmileSoundデコーダは、再販売が可能です。ただし、以下の点の順守をお願いいたします。
- 個別のトレーニングなどは実施しません。既にDCCについて、専門知識・ノウハウをお持ちであることを前提とさせていただきます。
- 販売した商品のサポートは再販売者が実施すること。デスクトップステーション株式会社は関知しません。
- 故障交換は、再販売者がデスクトップステーション株式会社に連絡を行って対応してください。ユーザーから弊社への問い合わせがありましても、販売記録のないデコーダについては一切、対応いたしません。
- 価格は自由に設定できます。
- 初期不良や商品に問題があることを除き、返品は受け付けません。
- ユーザー故障時の有償交換サービスと同等のサービスを提供できます。交換サービスを実施する前にデスクトップステーション株式会社まで、ご相談ください。
- 再販売商品を日本国外に発送した場合には、弊社のサポート・交換サービスは受けられません。
販売規約などがございます。弊社サポートまでご連絡ください。
業務用ジオラマに使用したい
SmileSoundは、一般消費者が利用する民生用を前提としており、シビアな利用が想定される業務用の24時間・365日の常時稼働を前提とした設計となっておりません。
保証期間内であっても業務向けに利用される場合には、初期不良や保証期間内外を問わず、メール・電話・Web会議等での問い合わせならびに技術相談を含め全て、弊社が規定するコンサルティング単価に基づいて有償対応となりますので、ご了承ください。
事前の相談・契約をせずに業務用途に弊社製品の据付・設置・稼働を開始した場合には、保証期間内であってもサポートの一切をお断りいたします。
なお、SmileSoundを業務用に利用することを禁止するものではありません。業務用に使用される場合には、業務用に提供した企業・個人事業主がすべての責任をもってメンテナンス・運営・運用を行うものとした場合には、その限りではありません。弊社は業務用途への一切の責任を負わないものとします。
業務用途の例:
・博物館等のジオラマ環境向け車両に搭載して利用
・長時間の連続運転によるデモンストレーション
・その他弊社が認定した業務用途
技術サポートを依頼したい
DSSPを用いたサウンドデータ開発方法や、デコーダの搭載相談などの鉄道模型メーカーや模型店向けの技術相談・サポートは、有償の年間コンサルティング契約で承ります。内容に応じて、保守契約費用をお見積りさせていただきます。
デコーダのアドレスが勝手に変わってしまいました
集電不良が発生しやすい車両にSmileSoundを搭載している状況で、走行中にOPSモードでCVを書き換えたり、音量を変更したりすると、内部のデータがおかしくなる場合があります。
CVを走行中に書き換える機能がDCCには搭載されていますが、その際に、内部のフラッシュメモリにデータを書き換える操作を行います。
このとき、集電不良が起きやすい車両で、CV書き換え中に集電不良が発生すると、内部データが破損し、おかしなデータになります。おおよそ数百ミリ秒の書き換え時間が必要ですが、集電不良が発生するとたやすくこの時間を超える電源断が発生します。
集電不良対策を入念にしていただく(たとえば、集電カプラの利用)を強く推奨します。
その他
デコーダに貼り付けられているシールの意味は?
ファームウェアのバージョンを変えるたびに、シールの色を変更しています。
緑 2023年12月以前
白 2024年1月
黄 2024年2月
緑 2024年3-5月
故障した場合には、デスクトップステーション株式会社に問い合わせれば対応してくれますか?
デスクトップステーションオンラインストアで購入された商品については、デスクトップステーション株式会社のサポート部門が対応させていただきます。
販売代理店・再販売業者を通じて弊社製品を購入された場合には、販売店舗に問い合わせをお願いいたします。弊社に問い合わせをいただきましても購入履歴の情報が無いため、サポートをお断りさせていただきます。販売店で提供されるサービス・サポートは、弊社のサポート内容・提供方法・価格等が異なる場合があります。購入時によく確認いただき、予めご了承ください。
他社サウンドデコーダの方が音質や機能が良い。改良してほしい。
音質については、サウンドデータの問題です。サウンドデータの音質は、音源の収録環境にも左右されます。古い音源を使用している場合は、再収録ができませんので改善は困難です。この問題は他社サウンドデコーダであっても変わりません。
機能については、価格やターゲット性能などを考慮して設計・ファームウェアアップデートを行っています。改善は進めておりますが、多少の機能や性能の差異が出ることはご了承ください。
ソースコードは公開されないのですか?
ソフトウェアにはオープンソースのライブラリを使用しておりますが、LGPLライセンスに従ってライブラリ自体の変更箇所は、弊社ブログにて公開しております。
サウンドエンジン、インタプリタ等の中枢部分は弊社及びDCC電子工作連合によって開発されており、ソースコードは非公開となっております。